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5/30 几帳面(きちょうめん)


5月30日の美人の日本語は

「几帳面」です。


源氏物語など、平安の屋敷などにある「几帳」。その柱に施した面取りの形が「几帳面」で、それが語源なんだそうです。



リンク先を見てもらうとわかりますが、なかなか手の込んだ細工です。


まさに、神は細部に宿るというものですね。


人というのは、小さなキズが気になってしまうものです。どんなお気に入りでも、ほんのちょっと気になるところが見つかると、それが気になって気になって……。


お話の中にも、職人のこだわりという言葉が出てきます。


ともすれば、職人の自己満足やエゴのように使われがちですが、本当は、手にする人にとって何が必要か理解しているからこそやる、当然の作業なんじゃないかと思うのです。


それと同時に、勘所が分かっている職人は、抜けるところは抜いてると思います(笑)


プロですから、利益を最大化することも大事ですよね?




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