top of page

4/17 堪忍袋(かんにんぶくろ)


4月17日の美人の日本語は

「堪忍袋」です。


SNSを見ていると、堪忍袋の緒が緩い人はよく見かけますね。SNSを初めとして、インターネットは自分の見たいものを見せてくれるので、認知バイアスがかかって緩くなってしまうんだろうとは思いますが……。


僕は「聞き間違いは言い手の粗相」と教えられてきたので、堪忍袋はかなりガバガバです(笑)


その場でキレたことは、人生で5回くらいじゃないかな~


高校で友達にキレたのが1回。披露宴の後に無礼なことを言った生徒にキレたのが1回。レッスンでやるべきことをやってなかった生徒にキレたのが1回。わがまま言った息子に1回。食事中に祖父母に無礼な態度をとった息子に1回。


これ以外にキレられた覚えのある人がいたらごめんなさい(汗)


逆に、怒れない、叱れないのが悩みだったりします……。


ただ、叱られることによって、「次はあの人に叱られないようにしよう」と考えて行動を変えるのは、どうも違うと思っています。


結果的に行動が変わればよしとする考えもあると思いますが、僕は本質を理解して、その上で変わって欲しいと思います。


もちろん、ナレーションのレッスンでも、何度言っても同じことを繰り返す人もいます。でもそこは「聞き間違いは言い手の粗相」の精神で、手を変え品を変え理解してもらう努力を僕は続けます。


叱ることで、萎縮してしまったり、恐怖でコントロールするようなことはしたくありません。何より、自分がそんなことされたくないので。


ただ、あれこれ試してダメだったとき、さっと諦める冷酷さもあるので、叱る人の方が愛情深いんじゃないかな~と、悩むこともあるんです。

bottom of page