7月12日の美人の日本語は
「蓮華」です。
蓮の花と睡蓮を指してこう呼びます。
この時期、妻の実家にある義父お手製の池で、午前中に睡蓮がきれいな花を咲かせています。
濁った水面に開く蓮華は、目が覚めるような清廉さを感じさせます。
蓮はインダス文明のころから聖なる花とされ、ヒンドゥー教、そして仏教でも尊ばれています。
濁った水の中から水面へと伸びて花開く様が、輪廻転生を表していると考えられたんですね。
また、死後に極楽に咲く蓮の花の上に生まれ変わって身を託すという信仰から、「一蓮托生」という言葉もできました。「一連」と間違いやすい言葉です。
名古屋のお隣、愛西市では蓮の地下茎である、レンコンが特産品になっていて、市の花にも蓮が制定されています。
花も美しく、根っこも美味しい蓮ですが、ただひとつ苦手なところが……。
それは、蓮の花托……。
花びらなどが落ちた、種の入っているところといいましょうか。あの蜂の巣みたいなやつです。
ネットでは「蓮コラ」なんてのもありますが、あの集合体恐怖(トライポフォビア)を呼び起こす見た目はほんっと無理!!
これを書くに当たって蓮を調べたのですが、美しい花とともにアレも出てくるわけです……。
あ~書いてても思い出しちゃう……。
もう止めます。
「蓮コラ」、検索しちゃダメですよ!!
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