7月11日の美人の日本語は
「鳴き砂」です。
日本に存在する鳴り砂、鳴き砂を持つ海岸は約200ヶ所を超え、そのうち現在でも音を発する地域は、程度の差はあるものの150ヶ所以上存在するそうです。
全国鳴き砂(鳴り砂)ネットワークというものがあり、この団体では「鳴砂」という表記を2007年に採用して統一しました。
読みは、「なきすな」が基本ですが、地域によって「なりすな」も使い分けているそうです。
砂がこすれ合って鳴るんでしょ? と素人は簡単に考えてしまいますが、これは流体力学など複雑な現象が起こっていて、今でもフランス、アメリカ、カナダなどで精力的に研究されているんだそうです。
そして、鳴き砂は、ほんのわずかな環境の変化で鳴かなくなることから、「環境のバロメーター」とも称されています。
不思議な自然現象が見られなくなるのは、悲しいことですね。
Comments