6月15日の美人の日本語は
「恋忘れ草」です。
萱草(カンゾウ)の異称です。
花が1日で終わると思われていたため、ワスレグサとも呼ばれ、ワスレグサ属の植物です。
甘草(カンゾウ)とは別の植物です。
日本語は音(音素)が少ないために、同音異義語が多い言語です。
漢語を輸入するときに、豊富な音素を持つ中国語では区別できていた音を、単純化せざるを得なかったのも理由のひとつです。
前にも書いた気がしますが、日本語で最も同音異義語が多いとされる言葉は「こうしょう」です。スーパー大辞林3.0には48語も載っているそうです。
同音異義語は文脈から察することが必要になります。そんなところも日本文化に影響を与えているかもしれませんね。
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