5月26日の美人の日本語は
「桐の糸」です。
琴は桐で作られることから、琴の弦を指す言葉でしたが、それが転じて琴自体を指すようになりました。
スタジオの裏、隣の家との間に、庭とはいえないほどの空間があるのですが、そこにいつの間にか大きな葉っぱの植物が自生していて、なんだろうと思ったら桐でした。
木材としてしか知らず、大きな葉っぱで人も入りづらくなるしいいかと思ってほっておいたら、どうどんどんどん育って、二階の窓に到達。
これはいかんと慌てて切って、しばらくしたらまた二階の窓に……。
切るたびに生長するというのは本当のようで、だんだん幹も太くなっていきます。
何度か切っては伸び、切っては伸びを繰り返すうちに、桐の生命力が僕の根気を軽く越えて、屋根も越えてしまいました……。
ついに敗北した僕は、プロの庭木屋さんに助けを求めて、桐を伐採したのでした。
育ててタンスを作りたいところでしたが、街中なので近所迷惑になってしまうのです。
そして最近気づいたのです。
今度は玄関先に見覚えのある大きな葉が……。
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