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5/14 風媒花(ふうばいか)

  • 執筆者の写真: Yoshiteru Yamada
    Yoshiteru Yamada
  • 2022年5月14日
  • 読了時間: 1分

5月14日の美人の日本語は

「風媒花」です。


風によって花粉を運び、受粉する花です。


スギやヒノキ、イネなど、まさに花粉症の原因になる植物の受粉方法です。


風に乗るようにその花粉は、細かくサラサラしていて大量です。僕はほとんど花粉症はありませんが、書いているだけでムズムズします(笑)


サラサラしているけれど、顕微鏡で見るとその花粉は、雄しべに引っかかるように複雑な突起があったりするそうで、アレルゲンになりそうな要素がいっぱいです。


虫や鳥を引きつける必要がないので、花は単純な形で色も地味、味や香りもありません。虫媒花や鳥媒花に比べて原始的なんですね。


とにかくコストを下げて大量生産、数撃ちゃ当たる風媒花から、より特性を際立たせて、ターゲットを絞った生存戦略をとるようになった虫媒花。

生き物の営みもビジネスも共通するようです。


そして、より原始的な植物に、多くの現代人が悩まされるのも皮肉なものだなあと感じます。

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