4月20日の美人の日本語は
「虹」です。
身近に見られる、美しい自然現象ですね。
お話しの中にあるように、虹は雄の龍、蜺を雌の龍として、「虹蜺(こうげい)」と書いても虹の意味です。
麒麟、鳳凰、と同じようにオスとメスを合わせた呼び名です。
普段見られる主虹の外側には、色が薄く、色の並びが逆の副虹が現れます。これをつがいの龍に見立てたのかもしれません。
そしてなぜ、虫偏なのか?
これはそもそも、「虫」という漢字が昆虫を表すものではなく、ヘビを表していたからだそうです。認識自体が変化していったことで、由来があべこべになってしまったんですね。
虹の色は、いまやLGBTQの象徴「レインボーフラッグ」になっています。(フラッグは6色ですが)
演劇の公演でスペインに行ったとき、窓にこの旗を掲げている部屋をいくつも見ました。
英語はRainbow、「雨の弓」なのでもちろん性別はないですが、日本や中国の「虹」にはジェンダーがあったんですね(汗)
とはいえ神獣ですから、ほんとに雌雄があるのかどうかなんて、超越した存在だと思ったり。
蛇足です。
『「虫」という漢字が昆虫を~』という文を見かえすと、「虫」の説明に、昆「虫」を使うとまたややこしい感じがしました。
じゃあ「節足動物」と書いたらいいかというと、これはこれでまた分かりにくい(笑)
もっと文章力が必要です。
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