4月14日の美人の日本語は
「有頂天」です。
お話しの中では「有頂天」という場所があるように思えますが、三界のもっとも高い場所にあるのは、「非想非非想処天(ひそうひひそうしょてん)」です。
三界(欲界、色界、無色界)は「有」ともよばれるので、最も高い場所にある「非想非非想処天」は、「有」の「頂点」、「有頂天」となったそうです。
世界の頂点なわけですから、「有頂天になる」というより「有頂天に登る」という表現になってもよさそうな気がするなと思っていたら、その点も日本大百科全書(ニッポニカ)に記載がありました。
極度の喜びを表す「有頂天になる」という表現はこの仏教語に由来し、この場合は天は天神の意味であるので、「天になる」と表現される。
ということだそうです。
あぁ、納得。
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