4月13日の美人の日本語は
「青春」です。
もとは陰陽五行説で各季節を色と組み合わせて、青春、朱夏、白秋、玄冬といったのが始まりです。
そこから、夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえて「青春」となりました。
デジタル大辞泉に、2014年6月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2014」キャンペーンでの「青春」への投稿から選ばれた優秀作品というのが掲載されていました。
その中で面白かったものをご紹介。
前から見ると無色透明だが、振り返って後ろから見ると青くまぶしいもの。 トモタロウさん
実はそんな大したことはなかったのに、「あの時は良かった」と美化される思い出。 まここしゃんさん
いきなり始まり、あっという間に終わるが、死ぬまで思い出して楽しめる時代。 たまこさん
僕の場合、高校は男子校だったので、だいたいくすんだ色をしていました……。
部活も文化部でだらだらしてましたし……。
最近は「アオハル」という表現も若者を中心に使われるようになっています。
魔女の宅急便、ハイジ、サザエさん(!)が、現代の高校に舞台を変えて描かれた、日清カップヌードルのCM「アオハルかよ。」シリーズで一気に普及した印象です。
従来の「青春」より「アオハル」の方が、より若さや、勢いを感じさせます。
正しい日本語ではないでしょうが、「青春」と直球で言うのははこっぱずかしいから、ちょっとちゃかして感情を共有できる、まさに青春時代を彩る言葉として、僕はセンスがいいなと思います。
おっさんもまだまだ枯れずに、アオハルしたいと思います(笑)
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