今日の美人の日本語は
「雲雀」です。
かわいらしい声でよく囀る、「ヒバリ」です。
全長17cm。全身茶色で、頭には小さな冠羽があります。空中でさえずる他に、牧柵、石など周辺より少し高い場所に止まって、よくさえずります。日本全国に分布していて、繁殖もしますが、北海道では夏鳥です。河川敷や野原のひろいところで、太陽にとどけとばかり高く高く、鳴きながら舞いあがり、はばたくヒバリ。ヒバリは朝を象徴する鳥であり、西洋では、その歌声は清浄な愛をあらわすとされ、夜の愛をうたうナイチンゲールと対をなす鳥です。 【 ヒバリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動 (suntory.co.jp) 】
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」という慣用句があります。小さな鳥には大きな鳥の思いは分からない。小物には大人物の志は理解できないという例えです。
僕は最近まで「燕雀」を「雲雀」だと思っていました……。どこですり替わったのかなあ(涙)
幼い頃、母の仕事終わりを待って、スタジオ横の喫茶店によく預けられていました。
昭和の喫茶店ですから、マンガが色々置いてあって、銀河鉄道999やゲゲゲの鬼太郎、けっこう仮面なんかをソーダ水を飲みながら読んでました。
その中に本宮ひろしのマンガもあり、この言葉が出てきました。
劉邦が出てきて、ファンタジー色もあったので、「天地を喰らう」じゃないかなぁ。
格言そのままずばり、小鳥に馬鹿にされて落ち込んでるオオトリを劉邦が励ますというか、そそのかしてその背に乗って敵から逃げる、みたいな話だったような?
なんだかカッコイイ言葉なので覚えたんだと思います。
ツバメもスズメもヒバリも小さいし、エンジャクとウンジャクで、いつの間にかすり替わっちゃったんですね。
「雲雀」を「ウンジャク」と読むことがあるのか、調べてみたら漢和辞典の「漢辞海」に
【雲雀】ウンジャク 1 おおとり。鳳凰。<左思・魏都賦>
との記述が!
小さなヒバリが、が大きな鳥になっちゃいました……。
言葉って面白いですね~!
ついでに「魏都賦」という本を知らないので調べてみました。
中国、晉の左思が10年を費やして構想し、三国時代の三つの都の反映を描いた「三都賦(さんとのふ)」という三冊の本の一冊だそうです。(蜀都賦、呉都賦、魏都賦)
この本が人気を呼び、洛陽の人達が競って書き写したため、洛陽の紙の値段が上がるほどだったとか。
そしてこの故事から、本が売れて人気を呼ぶことを「洛陽の紙価を高める」というようになったそうです。
見事に無駄知識が増えた3月最後の土曜日です。
「燕雀いずくんぞ……」も「洛陽の紙価を高める」も、言ってみたいけど、使う機会はなさそうだなぁ。
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