今日の美人の日本語は
「翌檜」です。
ヒノキ科の常緑樹で、日本に古来から存在し多数の異名をもつ植物。大きいものは数10メートルを超えることもあるが基本的に「檜」よりも小さいことが多いため、「檜のように明日なろう」と意思をもっているとされて「あすなろ」と呼ばれ始めたという説がさまざまな創作物に見られる。前述の「檜」になりたいと成長しているイメージから、日本では未来に希望をもつ若者を想起させやすい。 【実用日本語辞典】
一属一種で日本の固有種なんだそうです。
「ヒバ」というのは アスナロの青森での呼び方だと 今回初めて知りました!
そしてヒノキになりたいから
アスナロと言われますが
同じ林の中でヒノキと競うと
耐陰性が強いため
アスナロが勝つそうです。
そして香と抗菌作用で知られる ヒノキチオールは ヒノキと名がついていますが 日本のヒノキには あまり含まれておらず アスナロには たっぷりあるんだそうです。
「明日は檜になろう」 とするから「翌檜」と言われますが そもそもこの話が俗説だそうで 先入観と実態は大きく違っています。
勝手なストーリーではなく ありのままを見ないと アスナロが不憫ですね。
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