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2/19 翌檜(あすなろ)


今日の美人の日本語は

「翌檜」です。


ヒノキ科の常緑樹で、日本に古来から存在し多数の異名をもつ植物。大きいものは数10メートルを超えることもあるが基本的に「檜」よりも小さいことが多いため、「檜のように明日なろう」と意思をもっているとされて「あすなろ」と呼ばれ始めたという説がさまざまな創作物に見られる。前述の「檜」になりたいと成長しているイメージから、日本では未来に希望をもつ若者を想起させやすい。 【実用日本語辞典】

一属一種で日本の固有種なんだそうです。


「ヒバ」というのは アスナロの青森での呼び方だと 今回初めて知りました!


そしてヒノキになりたいから

アスナロと言われますが

同じ林の中でヒノキと競うと

耐陰性が強いため

アスナロが勝つそうです。


そして香と抗菌作用で知られる ヒノキチオールは ヒノキと名がついていますが 日本のヒノキには あまり含まれておらず アスナロには たっぷりあるんだそうです。


「明日は檜になろう」 とするから「翌檜」と言われますが そもそもこの話が俗説だそうで 先入観と実態は大きく違っています。


勝手なストーリーではなく ありのままを見ないと アスナロが不憫ですね。

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